障がい福祉サービス
鳥羽1チャレンジドマーケット4周年イベント『海のものがたりライブ〜絵本と伊勢志摩の民話〜』vol.2
鳥羽1チャレンジドマーケット4周年イベント『海のものがたりライブ〜絵本と伊勢志摩の民話〜』で
「ダンダラボッチ」の読み聞かせ時の表紙に、五っぽ利用者様が描いた絵を採用していただきました!!
【ダンダラボッチ】の由来 ↓↓
その昔、秋の頃、大王崎の東北(鬼門)の大王島に八大龍王に追われたダンダラ法師という大男がおり、波切の浜にやって来ては神通力で雲を呼び、嵐を起こして暴れていました。砂浜は怒涛に見舞われ、そして変えるときには必ず里の美しい娘を順番にさらって行くため、里人の心は日ごとに暗くなってきました。ある日、そのダンダラ法師が野名の海岸に立ち、ふと足元を見ると、谷間に一軒のとま屋があり、中で一人の美しい娘が一生懸命ワラムシロを編んでいました。実はこの娘、産土神(うぶすなのかみ)韋夜権現 の化身であったのです。ダンダラ法師はこのことを知らずに、娘に向かって「お前の作っているのは何か?」と聞きました。すると娘は静かな面持ちで「これは千人力の村主が履くワラジです。」と答えました。ダンダラ法師は驚きました。こんな大きな男がいる里へは侵入できないと方角を変えて、大里のイソ浜の島に飛び移りました。(この島には畳一畳丈の足跡型野クボミが残っており、ダンダラ島と名付けられました。)つぎに里を見ると、浜州の網納屋の前で数人の漁師達がイワシ網のつくろいに精を出していました。その向こうには大きなボテカゴが置いてありました。この漁師達も産土の化身と知らないダンダラ法師は、同じようにその漁師達に向かって「それは何に使うのだ?」と訪ねました。年寄りの一人がおだやかな笑顔で網を指差し、「これは村主のふんどしじゃ。」と言うと、ダンダラ法師は急に身を震わせながらボテカゴに目をやり、今度は「あれは何だ?」と聞きました。里人はここぞと力を入れて「あれこそ千人力の使うめし箱じゃ。」と答えました。聞くやいなやダンダラ法師は肝をつぶし、一目散に逃げ帰ってしまったと言うことです。それからは海はなぎ、秋晴れの日が続き、浜は大漁で賑わったということです。それ以来、波切では 毎年九月申の日に大わらじを海に流して 大漁を祈っています。

